GABAといえばストレスを和らげる効果があることで有名です。それだけでなく、脳の興奮した神経を落ち着かせる役割もあります。
今回はこのGABAについてご紹介します。
GABAとは
GABAは、γ-アミノ酪酸の略称でアミノ酸の一つです。GABAは脳内では抑制性の神経伝達物質、つまりストレスを和らげたり、興奮した神経を落ち着かせる役割をしています。
GABAが不足すると、興奮系の神経伝達物質の抑えることができなくなり、気持ちが張り詰めた状態が続いてしまいます。ストレスが多いとGABAも多く消費されてしまうので、不足しないように注意が必要です。
GABAを摂取することで期待される効果
・気持ちを落ち着かせる(抗ストレス作用)
・不眠解消
・脳細胞の活性化
・血圧を下げる
・コレステロールや中性脂肪を抑える
GABAの摂取方法
GABAを多く含む食品は、発芽玄米で100g中に10mgも含まれています。このほかに、トマトやナス、アスパラガスなどの野菜にも含まれています。
また、最近ではチョコレートなどからGABAを摂取できるような商品も販売されています。
1日の摂取量
GABAは1日に10~50mgが必要とされています。普段の食事で野菜をしっかり食べていれば、不足することはありません。
しかし、外食中心になったり、食事が偏ったりして野菜が不足しているとGABAは不足してしまいます。また、ストレスが多い場合も体内のGABAが消費されてしまいます。
GABAが不足していると感じる場合は、サプリメントなどから摂取することもできます。
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